医療薬学会シンポジウム講演のお知らせ
9月に名古屋で行われる医療薬学会で、業務効率化の観点からシンポジウムを行います。
是非ご参加ください。
開局薬局向けの週刊誌「ドラッグトピックス」新春特大号に記事を投稿しています。
機会があったらお読みください。
http://www.drugmagazine.co.jp/cgi-bin/news/usrNewsView.cgi?11769
新年明けましておめでとうございます。
早いもので、帰国後1年が経過しました。
いろいろと日本の現状や課題が見えてきているところです。
今年は積極的に活動していきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
最近、「ジャーナルクラブのやり方を教えてほしい」とか、「英語論文の書き方を見てほしい」とか、
英語に関わる依頼をよく受ける。
文学小説とは異なり、理系論文は複雑な感情表現などはないので、日々接して努力すれば読解に関してはある程度克服できる。英語にチャレンジするのは良いことだし、「ジャーナルクラブ」は一つの方法だと思う。
私はアメリカ育ちのバイリンガルではないので、英語を知れば知るほど英語は難しいと思うし、学ぶことはつきない。英語論文を正確に書くのは、正直大変である。留学=英語ができると思うのは、「できる」の次元によるのであって、日本語と同じ物差しで考えるのであれば、私にとって英語は永遠の課題である。
さて、近年の「専門薬剤師資格ブーム」により英語への関心は高まっているようだが、私が最近気になるのは、むしろ「日本語力」のほうである。正直、「英語より先にまず日本語でしょ」と思ってしまうことがよくある。
「コミュニケーション力を高める」という表現を大学のシラバスなどでよく見かける。では、「コミュニケーション力を高める」とはどういうことなのだろうか?情報を発信したり学会で発表することは「コミュニケーション」の手段にすぎず、聞き手に上手く伝わってはじめて「コミュニケーション」といえる。そして、聞き手や読み手に上手く情報を伝えるためには、自分の日本語に対する考察が欠かせない。
「どうやって」と思われた方のために、本を一冊紹介したい。本田勝一著の、「日本語の作文技術」である。
日本語の作文技術
10年以上も前に読んだ本だが、読んでから明らかに私の日本語はよくなったと思う。今も手元においてある一冊である。この本からは、単語の順番や句読点の打ち方によって、意味が違って伝わってしまうことの恐ろしさを勉強した。
例えば、ここに「薬剤師 優秀 日本」という3つの単語がある。私が、「日本の薬剤師ならきっとできる」というメッセージを伝えたいとして、次の2つの文章から受ける印象を考えてみる。
①優秀な日本の薬剤師なら、きっとできると思います。
②日本の優秀な薬剤師なら、きっとできると思います。
①では、優秀が「日本の薬剤師」全体にかかっているのに対し、②は日本の薬剤師の中で「優秀な」人であればできると思います、という意味にもとることができる。
全ての薬学生・薬剤師に読むことを勧めたい。
日経メディカルKUROFUNetに記事が掲載されました。私の連載も残るところ1回になりました。
是非ご覧下さい。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/blog/kurofunet/miwasawa/
7月7日・8日に大阪で行なわれる日本医薬品情報学会シンポジウムでの招待講演が決まりました。
7月7日午後に行なわれるシンポジウム「Pharm.D.教育における医薬品情報」で講演を行ないます。
多くの薬剤師・薬学生の方々と交流する機会を楽しみにしています。
日本薬学会「薬学と私」のコーナーに記事が掲載されました。
http://www.pharm.or.jp/yakugaku/no15.shtml
是非ご覧下さい。
薬事日報に「米国におけるCDTMの現状」と題して特集記事が掲載されました。
2010年度の医療薬学会シンポジウムで取り上げた内容を中心にまとめたものです。
是非ご覧下さい。
読者の皆様
新年明けましておめでとうございます。
昨年は日本医療薬学会でのシンポジウム講演,近畿大学での講演,南山堂「薬局」誌への連載と,
いろいろな機会を通じて日本の薬学の動向を知ることができ勉強になりました。
参加者の皆様,ご協力・ご助力いただきました方々に心より御礼申し上げます。
今後も日本に向けた情報提供を続けていく所存です。本年もご支援のほど,よろしくお願い申し上げます。
2012年元旦
岩澤 真紀子
南山堂「薬局」誌6月号より,「CDTM実践ナビ」と題して半年連載を開始しました.
昨年の医療薬学会での講演内容に加え,参加者からの質問への回答も含める予定です.
なお,今回の半年連載は,第1回~3回目,最終回を私が執筆し,第4回目はICUでのCDTMの利用について,前田幹広先生,第5回目は外来クリニック,薬局でのCDTMについて,山田三樹子先生,東尚世先生が担当する予定です.是非ご覧下さい.
10月1日~2日に神戸で行われる医療薬学会年会にて,今年もシンポジウム講演を行います.多くの方のご参加をお待ちしております.http://21jsphcs.jtbcom.co.jp/koubo_syp.html
日時:10月1日(土)9:30~11:30
シンポジウム14 学ぶ場をデザインする:臨床現場で役立つティーチング・コーチングスキル
演題1 参加型学習をデザインする‐聞き手を意識した学習環境づくり
演者 岩澤 真紀子
演題2 臨床現場で学びを刺激する
演者 上塚 朋子
演題3 ロールプレイで魅せる.”点”を”線”につなぐには
演者 伊野 陽子
演題4 ロールプレイで魅せる.モチベーションを後押しする
演者 前田 幹広
南カリフォルニア大学のPharm.D.プログラムが,2011年度募集要項に,留学生に受験資格を認めないという発表をしました。外国の大学で取得した単位を受験必須科目に移行できるのは,米国での永住権取得者(グリーンカード保持者)あるいは米国の市民権保持者に限られることになります。http://pharmacyschool.usc.edu/programs/pharmd/pharmdprogram/admission/requirements/
変更の詳しい事情はわかりません。米国では景気の関係で,4年制の有名大学を卒業しても,よい就職先が見つからないという状況で,Pharm.D.プログラムをはじめとする専門大学院,トップレベルのMBAプログラムには,志願者が殺到している状況です。景気が悪いので,大学院に進学して就職のチャンスを高める,あるいは景気の回復を待つ,専門大学院に進学して雇用に安定がある職業につくなどの理由が考えられます。
現在病院側が雇用を抑えているので,Pharm.Dを取得してもそれだけでは病院就職が難しくなってきていることもあり,最近のレジデンシープログラムへの志願者は増加状況にあります。
留学生(カナダ,イギリスなど英語圏を含む)に少なくとも2人(私が受験したときは5人)の枠があっただけに,これがゼロになるのは留学生には厳しい状況です。母校がこのような決断をしたのは残念です。
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年は,日経BP「KUROFUNet」への連載,Pharm.D.クラブによる書籍出版,医療薬学会シンポジウム講演,関西HIV臨床カンファランスでの講演など,いろいろな機会をいただきました。お世話になった先生方,またご支援いただいた皆様に心より感謝いたします。
今年も引き続き,日本のニーズにあった企画・講演活動をしていきたいと思っております。今のところ日本に向けての活動で決まっている仕事は,日経BP「KUROFUNet」への連載再スタートです。
ここ数年,アウトプットに時間を取られ,自分の勉強(インプット)に時間がなかなか避けませんでしたが,今年は自分の知識を磨く時間も作っていければと思っています。
今後ともご支援のほど,よろしくお願い申し上げます。
2011年元旦
岩澤 真紀子
12月になり,Pharm.D.クラブ著の書籍「薬物治療モニタリング ケースで学ぶ臨床思考」がオンライン書店でも買えるようになりました。多くの読者からのご意見・ご感想をお待ちしています。
今月,南山堂より,Pharm.D.クラブが4年の年月をかけて執筆した書籍が発刊されました。
薬剤師として必要な薬物治療モニタリングの思考プロセスを鍛えることに焦点をあてた書籍です。
アマゾンや,店の店頭に並ぶのは11月下旬から12月上旬になりますが,今月開催される第20回医療薬学会年会の書籍コーナーにて,先行販売されます。書籍を手にとって見られる貴重な機会です。多くの参加者の方に書籍をご覧いただき,ご意見・ご感想をいただければ幸いです。
なお,南山堂http://www.nanzando.com/order/index.phpに直接注文する場合は,数日で発送が可能ですが,送料が300円かかります。
書名:「薬物治療モニタリング ケースで学ぶ臨床思考プロセス」
著:Pharm.D.クラブ 編:岩澤真紀子
B5版 216頁 定価2,625円(本体2,500円)
ISBN:978-4-525-77071-6
大学での採用などを検討していただける場合は,南山堂までお問い合わせください。
南山堂問い合わせ先:電話番号03-5689-7873 FAX:03-5689-7851
今月のPharm.D.クラブのサイトに今月のコラムをアップしました。
今回は,オーストラリアに留学し,卒業後外資系企業に就職して日本で活躍されている方のブログです。
是非ご覧下さい。
今回Midyear開催中(12月7日から9日)にラスベガスに行くことになりました。
日本人参加者で留学情報・相談,または日本からの大学・病院関係者で会合をご希望の方は,時間が合う範囲内ですが希望を受け付けますので,ご連絡をいただければと思います。
岩澤 真紀子
10月より,日経メディカルオンラインにて,「アメリカの臨床薬学に魅せられて」と題して連載を開始いたしました。
是非ご覧ください。
現在2年ぶりに日本に一時帰国しています。今回は9月下旬までの長い滞在になります。
滅多に日本に帰ってきませんので、もし私の経験でお役に立つことがありましたら、講演、講義など、協力させていただければ幸いです。ご希望の方は、電子メール:pharmdjp@yahoo.co.jpまでお問い合わせください。
岩澤 真紀子
1年以上にわたり「薬局」誌に連載していた「続・Pharm.D.留学ファイル」もいよいよ最終回を迎えます。
今回の連載について,読者の皆様から是非ご感想をいただきたく,よろしくお願い申し上げます。
以下のリンクより,アンケートにご協力ください。
http://www.efeedback.jp/eFeedback/startSurveyInitAction.do?key=lH7800aC3rSCVeyN7jSmyw%3D%3D
Pharm.D.クラブのブログに今月のコラムをアップしました。今回は薬局で働いている薬剤師の方から,偽エフェドリンについての話題です。是非ご覧ください。
http://pharmd-club.cocolog-nifty.com/
また,クラブの生涯教育用サイトに,今月の生涯教育をアップしました。今回は骨粗しょう症についてです。是非ご覧ください。
http://ce.cocolog-nifty.com/blog/
現在南山堂「薬局」誌にて私の留学経験を連載中です。今月はレジデンシープログラムの選考過程の様子をお伝えしています。是非ご覧ください。
http://www.nanzando.com/journal-yakkyoku/y0903.php
早いもので私の連載も10回目を迎えました。読者の皆さんからのご感想をお待ちしています。
Recent Comments